社会人1年目『NY』が送る旅行記

海外での非日常的な経験

マドリード最後の靴磨き Part. 2

【2020.03.04】スペイン・マドリード

 

 

 前回は、靴磨きを再度行うことになり、前回やったときとの違いをお伝えしました。「ポスターの準備」「チップをいただく」の2点。「ポスターだけで磨きを依頼する人増えるのか??」「お金をもらうなんてできるの??」という話。今回は、どのような感じで磨いていたのかをお伝えしていきます。

(前回の投稿) 

naoki3031.hatenablog.com

 

 

 

 この日は、14:30頃から磨き始め、18:30頃に終わりました。約4時間もやっていたなんて、今思えば信じられないです。この4時間の中で、磨かしていただいたのは、4人でした。4時間もかけて、「たったの4人??」「少なくない??」とも思うかもしれませんが、個人的に充実した時間を過ごすことができました。ということで、今回磨かせてもらった人について紹介させていただきます。

 

 

1人目:ホームレスの男性

いつかのこの人です。僕が、前回靴磨きをした際に磨いた人です。この人は、僕の作ったビラに目は通さず、僕を見て来ました。「また磨いてくれよ?」こんなたくさんの人通りで一番最初に磨いた人が、前回初めて磨いた人。ある意味、何か運命的なものを持っているのかもしれません・・・。

f:id:naoki3031:20201028200817j:plain

 

 

2人目:傍に座っていた男性

 僕は、石段のところで磨いていました。隣の人が、急に声をかけてきて、「靴磨いてるの?」「お金とるの?」と聞いてきました。「気持ち程度でいいですよ」と言うと、1€渡してくれたのです。初めて自力で「お金を稼いだ瞬間」でした。しっかり磨かせてもらおうとしましたが、男性の靴は、合皮でした。汚れ落としとブラッシングだけしかやらず、なんだか申し訳なくなりました。

f:id:naoki3031:20201028200112j:plain

 

 

3人目:宗教活動中の女性

 石段で靴磨きをやっている隣で、宗教活動をしている人が3人いました。磨きをいらしてくれる人が、少ないと感じたので、自分から「磨かしてくれませんか?」と声をかけました。声をかけたときは、断られましたが、時間が経ってから、磨きを依頼してくれました。「あろがとうございます⤴⤴⤴」内心は歓喜に満ち溢れてました。女性の靴も、合皮でしたので、汚れ落としとブラッシングのみでした。磨きは完了し、女性は喜んでくれましたが、歓喜とは反面に「もっときれいにしてあげたい!」というやるせなさだけ残りました。

f:id:naoki3031:20201028200226j:plain

 

 

4人目:宗教活動中の男性

 3人目の女性の隣ので宗教活動を一緒にやっていた男性です。この男性は、女性が磨いてもらってるのを見て、感化されたのでしょうね。磨きを自分から依頼してくれました。これも、またもや歓喜でした。この男性の靴は、革靴でしたので、なんだか気合が入りました。ですが、自分の磨きの技術の問題で、そこまできれいに仕上げることができませんでした。しかも、時間が30分ほどかかってしまい、20分で完結できませんでした。割と悔しかったです・・・。本人が喜んでくれたので、良かったですが、より努力しないといけないと自覚した瞬間でした。

f:id:naoki3031:20201028200244j:plain

 

 

 

 

 4時間で4人しか磨くことができていないので、空き時間は割とありました。「なにもやることないの??」と思うかもしれません。ですが、ビラを見て、話しかけてくれる人が割といました。靴の磨きを依頼してこない人とでも交流を図ることができ空いた時間を充実させることができました。また、僕の靴も革靴なので、時間がある際は、ひたすら自分の靴を磨いていました。

 

 

 海外で自分の趣味を堪能するだけにとどまらず、チップを頂くことができました。ただの趣味満喫で終わるのではなく、気がつくことも多くありました。次回は、今回の靴磨きから気がついたことについてお伝えします。

 

 

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。共感・興味をいだいていただければ、是非いいね・コメントをお願い致します。 #海外旅行 #一人旅 #バックパッカー #スペイン #マドリード