お金をかけない旅の楽しみ方ー🇪🇸マドリード旅行記ー
【２０２０.０３.０３】スペイン・マドリード
友人のアドバイスのおかげで、ポルトガルに行くことが決まりました。ですが、どこに行くにせよ、節約生活には変わりありません。安く泊まれるゲストハウスに泊まり込み、食事はスーパーで仕入れてきた食材を使って自炊。外食は、基本なし。移動は、歩けそうな距離なら徒歩はマスト。これまでのマドリードでの生活もそうでしたし、これからの生活でも節約をやっていかなければなりません。
ですが、「そんなにお金がない状態で、せっかくの旅行を楽しむことができるの？」と思うかもしれません。「節約」「節約」って本当にうるさいですよね・・・。文字入力しててもしつこいなと思っています。ですが、結論から言うと、僕は楽しむことができます。振り返れば、今までの旅行も割と節約旅行をしてきましたが、十分に楽しんできたつもりです。ということで、今回は「少ない旅費で何を楽しむのか？？」についてお話します。
僕は、旅に行く時、「人との出会い」を楽しむことを念頭に置いています。国も人種も育ちも違う初対面の外国人と話すことほど、楽しいものはないと思っています。自分の知らない世界を彼ら彼女から提供してもらうことであり、自分の知らない世界を知ることが刺激的であり楽しいからです。
例えば、スペインのゲストハウスで出会ったケニア人の男性は、細身のやつれたような体型で無表情な雰囲気を醸し出していたのですが、話し始めれば会話が止まりませんし、朝食サービスのパンに手を止めずひたすら食い続けるフードファイター。スペインに来ている理由は、IT関係の仕事でやってきているみたいで、第一印象の弱々しさとは大きくかけ離れていました。
ゲストハウスが見つからず道を訪ねたスペイン人の女性は、初対面の日本人の僕をいきなり彼女自身の家に泊めさせてくれる思い切った決断の持ち主でした。
海外で自分の趣味を満喫すること。街中で靴磨きをやっていることに気になったのか、通りかけるごとに視線を感じ、話しかけてくれる人や磨きを頼んでくれる人もいました。自分から歩み寄ってくれた人の中には、連絡先を交換したり一緒に写真を撮ったりと楽しむことができました。
どこで出会う人も曲者ばかりで、刺激的かつ楽しさを覚えました。ここで重要なことは、旅での楽しみにお金が必ずしも必要ではないということです。ゲストハウスは、安い宿泊費を払いさえすれば、関門は乗り越えられます。宿泊費で、シャワー、キッチン、寝所だけがつくのではなく、出会いの場も提供してくれます。これで、たかだが２０００円ほどの宿泊費は安すぎと感じます。靴磨きに関しては、一銭も払わずして楽しさを感じることができました。お金があれば、やれることの選択肢が増え、楽しいことが増えるかもしれません。ですが、お金で人脈までは築けないですし、築けたとしても短期的な付き合いで終わりそうです。新たな人脈が広がることに楽しさを覚える僕は、節約旅行でも全然やっていけます。
ということで、僕は少ない旅費であったとしても、人との出会いを楽しみながら旅を楽しみます。今後お伝えしますが、マドリードに止まらずポルトガルでもいろいろな人との出会いがあり、楽しむことができました。また伝えさせてください。
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