【🇪🇸マドリード旅行記】コロナへの危機感が芽生えた瞬間「航空券予約キャンセルの通知」
こんにちは。NYです。
今回から卒業旅行で行ってきたスペインのマドリードとポルトガルのリスボンの旅行記をまとめていきます。2月27日から3月17日の20日間でマドリードで8日間、リスボンで10日間過ごしました。新型コロナウィルスが世界中で拡大してる中、無事帰国できたことが本当に奇跡的としか思えない状況です。
まずは、スペインのマドリード旅行から振り返っていきます。
僕は2月27日福岡空港から韓国仁川空港に20:50発のフライトでむかいました。
僕の内心は、「世間で、コロナが拡大してて、韓国も感染拡大がみられる一つの国か、、。でもヨーロッパは、まだ中国、韓国などと比較すれば全然感染者がいないな。とにかく、スペイン着けば問題なしだな✨、、、」つまり、そこまでコロナ感染に危機感を持ってませんでした。旅行のワクワクから抜け出せず、セブンで購入した、レンジで温めて優しい香りが広がる日本食“親子丼”を呑気に空港で食ばるのでした。
ですが、こうして呑気にご飯を食べるまでは旅行の準備に追われていました。
もくじ
1、やっすい航空券
2、まさかの予約がキャンセル
3、意地で予約し直す
4、一連のフライト予約の手続きを経て
1、やっすい航空券
提出期限が少しずつ迫る卒論に追い込まれる最中、唯一の楽しみが卒業旅行の準備でした。どこの国に行くか、どのルートで行くか、どこの航空会社を利用するか、、、などなど考えるだけでとても楽しく、卒論執筆に戻るのがとても億劫でした。
ある時、卒論の休憩をしている時、航空券を探してみました。
するとこんなフライトが目に入りました。
福岡ーマドリード:57000円(往復)
上海経由
「やっす?!?!」
「何かの見間違え?!?!」
と心の声が図書館内に漏れるところでした。笑
もともとヨーロッパ中心に何カ国か巡りたい気持ちがありました。中でも、イギリスの革靴の聖地「ノーザンプトン」とイタリアに位置する世界で5番目に小さいサンマリノ共和国の2カ国だけは外したくありませんでした。ヨーロッパは基本的に国土が陸路で繋がり、移動も飛行機、バスがとても格安なので、イギリスもしくはサンマリノに直接行くフライトでなく、近隣の空港に福岡から格安で飛んでいるフライトを捕まえ、その空港から行きたい国に格安の交通手段を使おうと考えていました。
福岡ーロンドン(ロンドンから鉄道でノーザンプトンへ)は8万円ほど、福岡ーボローニャ(本空港から南東にバスでサンマリノに向かう)は10万円越えで高かったです。福岡ーマドリードで57000円、マドリードーボローニャで6000円ほど、マドリードーロンドンも6000円ほどでした。つまり、福岡ーマドリードの便を取る方が断然安かったわけです。
そいうことで、その日帰宅してから即予約確保するのでした。
「は〜よかったよかった。」安堵の一言でした。笑
2、まさかのフライトキャンセル
予約して安堵していたのですが、ある時こんなメールがやってきてげき萎えしました。笑
世間でコロナ拡大による影響を被っていることを他人事としか捉えていませんでしたが、いよいよ僕のところにも飛び火がちってきました。コロナによる航空券の予約キャンセル。返金は全額されるみたいだったので(ちゃんと返金されました)損失がなくよかったのですが、あの格安のブッキングを失ったこと、また新しくフライトを探さないといけないと考えるだけでげき萎えでした、、、
3、意地で予約し直す
せっかく学生生活最後の海外旅行、キャンセルされて終わってたまるか、まだ2月後半までは時間があるからまだ他の安いフライトもあるのかな、、、なんて野心を剥き出しに、またリサーチし直しました。笑ですが、やはりキャンセルの通知が来たのが2月頭であったのでそこから新しく便を探そうにも格安のフライトがそこまでありませんでした。
「どうしようかなー、、、」
やっぱ諦めようかなんて考えたりしましたが、あることを思いつきました。
「国際空港の仁川なら日本の空港より大きく、フライトが出てるのではないか??」
探してみると考えが的中しました。
仁川ーマドリード:55000円
「これだ。」
ロンドン・ヒースロー空港で乗り継ぎ一回、航空会社はイギリスのフラッグキャリア「ブリテッシュエアーウィズ」。
これに乗るしかないと決断し、即予約しました。福岡から仁川はLCCがたくさん飛んでいるので今回は福岡ー仁川:8400円を見つけ、これも予約。本来キャンセルされた福岡ーマドリード:57000円と比較すれば高いですが、これがあらゆるリサーチをした結果の最安値でした。個人的には、乗り継ぎが二回あり面倒だと少し感じましたが、それ以上に、イギリスのブリティッシュエアーウィズに乗れることへの楽しみや機内食などへの興味の方が勝り、結果これでよかったのかなと感じました。
4、一連のフライト予約の手続きを経て
一連の手続きを経て、コロナの影響が身近に感じられました。航空券を探すまでは、ニュース番組を見ながら「武漢の感染拡大はやばいなー、増加の早さ半端ないなー」などただぼんやりと思っていました。まだ日本でそこまで感染拡大がされていない時期であったので、僕自身のコロナに対する危機感は皆無に等しかったです。ですが、始めに予約した航空券の予約キャンセルを踏まえて、やっとコロナの影響力の恐ろしさに実感が湧きました。直接的にコロナの影響を受けたわけではありませんが、コロナによりフライトがキャンセルされたという間接的な影響を被りました。武漢を始め中国国内で感染が拡大し中国国内の空港に危機感が広まったのですかね?僕のフライトもちょうど上海経由でした。笑
コロナウイルスの感染拡大の影響は、僕の航空券のキャンセルだけではありません。飛行機の運行が減ってしまう航空会社、感染防止のためマスクを買い占めた結果本当に必要としている人の元にマスクがない、などなど数え切れないほど社会全体に影響を及ぼす強力なものと認知することになりました。