「ここで下車しないの？？」タク代＄150から学んだ教訓ー🇺🇸ミネソタ旅行記ー
レッドウィングのシューストア＆博物館を堪能したあとは、PM8：00に出発する列車に乗るまでご飯を食べたり街を散策していまいた。その矢先に今回の旅行最大の問題が起きます。
目次
- ミネソタ旅行最大の山場
- どうしてこうなったのか？
- 朝のフライトまでに間に合ったの？？
- 振り返ってみて
１，ミネソタ旅行最大の山場
人のトラブルネタは興味がありますが、自分が実際にトラブルに遭遇するのは嫌ですね。何が起こったか簡潔に言うと、降りるべき駅で降車していなかったということです。問題は、降りた駅で、降りるべき駅から北に１００kmのところにあり翌朝のフライトに間に合うか怪しかったからです。ただ降りる駅を間違えたというのならまだいいのですが、25日AM6：00発のフライトに乗らなければなりませんでした。そして、この時乗っていた列車が終電であるため、始発の列車がAM7：00と聞きました。翌朝の列車に乗っているとフライトに間に合わないので、もうどうすればいいのかわかりませんでした。ある意味、今回の旅行での最大の問題発生です。
2. 問題発生の経緯
【９月２１日】アムトラックの予約
アムトラックの予約をミネソタ行きのフライトを待っていたロスでアムトラックの予約をしました。インターネットでアムトラックのサイトにアクセスし、予約の画面が出てきました。Red Wing St.発でMSP着としていました。最初出発したUnion Depot St.には降りません。というのも、翌日25日のAM6：00にLAX行きのフライトに乗る必要があり、MSPに直接向かってくれる列車に乗った方が余計な移動が減り楽だからです。という流れでLAXにいるときに予約をしました。
アムトラックの予約をミネソタ行きのフライトを待っていたロスでアムトラックの予約をしました。インターネットでアムトラックのサイトにアクセスし、予約の画面が出てきました。僕は、この時Red Wing St.発でMSP着としていました。最初出発したUnion Depot St.には降りません。なぜなら、翌日25日のAM6：00にLAX行きのフライトに乗らなければならず、空港に直接向かう列車に乗る方が、手間と時間を省けるからです。
【９月２４日】降りたい駅で降りれない
２４日、実際に帰りの列車でセントポールのUnion Depot St.に着きました。「この後もちろんMSPにいってくれるよねー」と次の下車を心待ちしていまいた。列車がUnion Depot St.を出発し、車掌が乗車券の確認を行いだしました。このときです。僕のところに車掌がやってきて、乗車券を確認します。すると、、、
車掌
「どこで降りますか?」
僕
「ミネアポリスセントポール国際空港です。」
車掌
「え、そこは止まらないよ、次の停車はSaint Cloudですよ。」
Saint Cloudは首都セントポールから北に100km進んだところにある駅のことです。
私はどうしたらいいのかわかりませんでした。「予約したときに、確かMSPで降りるように選択したのになぁ、、、」「帰りのLAX行きのフライトを逃してしまったら終わりだ、、、」「金あんまりないのにこれ以上の出費は嫌だ、、、」などなど、気持ちの整理がつかず、焦燥に駆られていました。
ミネソタ中心地（青◯）左上がSaint Cloud（赤◯）右下がRed Wing（赤◯）
3.朝のフライトに間に合ったのか
結論から言うと、朝のフライトには間に合いました。ですが、苦渋の決断をした上でなんとか間に合ったのです。
列車ではフライトに間に合わない現実
この後、車掌さんに「なぜこのようなことになったのか」など事情聴衆を受けました。私が一番気になっていた「朝のフライトまでに空港に行けるのか」ということを車掌さんに聞くと、
車掌
「＄150払ってタクシーに乗るしかない。それしかあなたが帰る方法はない。」
今でも鮮明に覚えています。朝6時のフライトなので、遅くともAM4：00には空港についる予定でした。ですが、今乗っている列車は、Saint Cloudに朝1時ごろに着きます。
２５日のアムトラックの始発でもAM7：00と聞いたので、アムトラックで帰るのは、諦めざるを得ませんでした。
タク代＄１５０の決断
今回の旅行の中で節約してきた私にとって、「ここでいきなり＄150？」と、想定外の出費で焦りました。ですが、仮に翌日のアムトラックの始発に乗るとしたら片道分の運賃が必要になるし、LAX行きの航空券もまた買わなければならないことを踏まえれば、＄150払ってタクシーに乗った方が結果的に安く済むと頭の中を整理しました。考えに考え抜いた結果、タクシーに＄150払って空港に向かうことにしました。
無事空港に到着
当時、僕は電話ができなかったので、車掌がタクシー会社に連絡してくれました。Saint Cloudについた頃にはタクシーの運転手が待っていました。予定通り25日AM1：00にSaint Cloudに到着し、AM3：00には無事にMSPに到着しました。
4.ふりかえり
当時は「なぜこうなったのか？」とわけもわからない事態に遭遇し、焦りとイラつきに押しつぶされそうでした。予約していたのにもかかわらず、予定の駅で止まらないことなんてあるんだと考えさせられました。
ですが、車掌さんにどこで降りるのか乗車した段階で確認するという一手間さえあれば、このような事態にはならなかったと思いました。当時は焦り・イラつきで気持ちは一杯で、二度とこんな思いはしたくないとばかり思っていました。ですが、今となれば今後旅行するときの教訓になりますし、会話のタネになると思っています。旅は、思うように行かないことばかりですが、困難を乗り越えることで、成長につながるのかなと思いました。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました！
これから旅行される方の助けに少しでもなれば幸いです。
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